こんにちは!福井県や石川県などの北陸三県を中心に構造物補修工事や橋梁補修工事、伸縮装置取り替えなどを全国対応で承っています株式会社保田工業です。
今回は、弊社がメイン事業として行っております橋梁補修のうち、「断面修復工事」についてお伝えいたします。


国内の橋梁について


現在日本では、道路やトンネル、橋梁と言った社会インフラの老朽化が進んでいます。
国土交通省の発表によると、国内の橋梁は約72万橋存在しており、そのうちの42%は2025年までに「建設後50年」を迎えるといわれているのです。
橋梁のような大型建造物となると、新設工事を同じ場所で行うことは現実的でないため、補修工事を行い、使用し続けることになります。


コンクリートの劣化

RC橋やPC橋の劣化内容は、「コンクリート部分自体の剥離・亀裂」が半数を占めています。
その他には、「床版の破損」がありますが、鋼橋と比べると床版の破損割合をコンクリートの剥離・亀裂の破損割合が大きく上回っているため、RC橋やPC橋の主な劣化内容といっていいでしょう。
コンクリートの劣化原因は「塩害」や空気中の二酸化炭素の混入によってコンクリートが炭素化してしまう「中性化」など、複数存在します。


断面修復工事の効果

コンクリートの劣化部分の補修工事としては、「断面修復工事」を行うことが多いです。
これは、コンクリートの劣化部分を斫り、断面修復材を使って補修対象のコンクリートを復元する方法です。
断面修復工事は、劣化部分の大小によって、左官工法や型枠から作る重点工法など、劣化状況に応じて柔軟に対応できます。
断面修復材によって修復を行った後、表面被覆を施すことで、劣化速度を緩やかにすると同時に、コンクリートの圧縮強度や曲げ強度を向上させることができます。
さらに、再劣化を防ぐ効果として、遮塩性、中性化防止性を備えているため、構造物の寿命延長を大きく左右する工事といえるでしょう。


保田工業へご相談ください!


橋梁や道路は、社会インフラとしてなくてはならないものであり、弊社はそれらの補修工事を承ることで、社会の安全を守る役割を担っております。
補修が必要なインフラについては、福井県や隣県である石川県内の橋梁等も例外になく、今後補修対象となる構造物は増加すると推測されます。
最近では、会社隣県の石川県の橋梁補修工事も多く承っております。
弊社は北陸三県を中心に全国で対応しておりますので、ご依頼についてご不明な点がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。


福井県の橋梁工事・補修補強・モルタル吹付は(株)保田工業
〒910-1127 福井県吉田郡永平寺町松岡吉野堺10-66-2
TEL:0776-61-6044 FAX:0776-61-6055