こんにちは!福井県や石川県などの北陸三県を中心に構造物補修工事や橋梁補修工事、伸縮装置取り替えなどを全国対応で承っています株式会社保田工業です。
RC橋やPC橋等のいわゆるコンクリート橋は国内に大変多く存在しています。
コンクリート橋の補修工事が必要となる原因の半数は、「コンクリートの劣化・腐食」です。
今回は、コンクリートの劣化原因についてお伝えいたします。


塩害


塩害とは、コンクリート中の鋼材が塩化物イオンにより腐敗してしまうことによって発生します。
そして腐食生成物の体積膨張により、コンクリートがひび割れや剥離を引き起こしたり、鋼材の断面欠損などを引き起こしたりすることにより、構造物の性能を低下させます。
塩化物イオンの発生は、海水や凍結防止剤など外的な要因により浸入する場合と、製造時にコンクリート中に含まれている場合があります。


中性化

中性化とは、空気中の二酸化炭素がコンクリート内部に侵入することで、炭酸化反応を起こすことにより、細孔溶液内のPHが低下する現象をいいます。
これにより、コンクリート内部の鋼材が腐食する可能性が発生し、鋼材の腐食につれて、ひび割れの発生やかぶりの剥落等が引き起こされ、構造物の耐荷力が低下するのです。
また中性化により、コンクリート自体の強度変化などを引き起こします。


アルカリシリカ反応

アルカリシリカ反応は、セメントに含有されるNaやKなどのアルカリ金属が、コンクリート組織内の水溶液にイオンとして溶出することにより引き起こされます
溶出したアルカリ金属イオンが骨材内の鉱物と反応し、水分が供給されると吸水膨張するため、コンクリート中の骨材粒子や周囲の組織にひび割れを発生させる現象です。


保田工業へご相談ください!


今回お伝えした橋梁は、国内の社会インフラとしてなくてはならないものであり、弊社はそれらの補修工事を承ってます。
福井県には2000を超える橋梁があり、構造物の高齢化が進んでいるのが現状です。
今後、福井県や石川県でも同様の課題が発生し、補修工事は増加するものと想定しております。
構造物ごとに補修箇所や工事内容は様々ですので、補修工事のご依頼につきましては、お気軽にお問い合わせください。
これまで多くのお客様をご対応してきたノウハウと培った技術力で、適切な施工をご提案いたします。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。


福井県の橋梁工事・補修補強・モルタル吹付は(株)保田工業
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